痛い所を手で擦るのはなぜ??|笹塚
京王線、渋谷区笹塚周辺にお住まいの皆様、笹塚整骨院です!
京王線「笹塚駅」から徒歩5分。大型スポーツジム「NAスポーツクラブA-1」の中の2階にあります。
今回は、「痛み」についてお話したいと思います!
なぜ痛いところを手で押さえたら痛みがやわらぐの?
〜ゲートコントロールセオリー〜
痛みを伝達する神経はAδやC線維と言うもので、神経線維の中ではかなり細い方です。それに比べて運動神経や圧覚、触覚の神経線維は太いです。神経線維は電気信号を伝達するので、太いほど伝導速度が速く、強い刺激が伝わります。圧覚、触覚を局所に加えると、その神経線維から痛覚神経線維に抑制がかかり、痛みが和らぐメカニズムをゲートコントロールセオリーと言います。(私見ですが抑制する経路があるのなら、促進する経路もあるのではと思っています。)
要は痛みの神経より圧触覚神経の方が太いので、速くて強い刺激(電気信号)を脳に届けられます。それで、痛いところに手を押さえると、脳は弱い痛覚より強い圧触覚の刺激を感知するので、痛みが和らぐのだと思われます。
そこで、興味深いデータがあります。以前、国立スポーツ科学センターで行われた調査で、前十字靭帯断裂術後の選手に一番強固なサポーター着けても固定性は50%程度だったとの事です。ということは、テーピングや普通のサポーターではあまり固定性は期待できないということです。とは言え、私自身も経験していますが、固定性は弱いもののテーピングやサポーターをすることで痛みが和らぐのも事実です。また、腰痛や関節痛で痛いところを圧迫すると痛みが軽減するのも事実です。これは前述したゲートコントロールセオリーで、圧触覚刺激が弱い痛み刺激を覆い、脳に痛みを感じにくくしているのではないかと考えられます。体重を支える部位では、テーピングやサポーター、コルセットで痛みは圧触覚で和らいでも、固定性はかなり弱いと思っておかなければなりません。また、湿布や包帯、指圧、鍼なども実はこのセオリーで効いているのかもしれません。
また、当院では衛生管理も徹底しており、下記の対策を実施しております。
○施術者のマスク着用の実施
お客様及びスタッフの健康と安全確保を考慮し、施設内ではマスクを着用させていただいております。
○アルコール消毒の実施
施設内にアルコール消毒液を設置しておりますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
〇アルコールで痒みや皮膚が赤くなってしまう方はスタッフにお声掛けください。
〇施術ベット、スリッパ、ボールペンはお客様ごとに次亜塩素水による消毒を実施しております。
○次亜塩素水、オゾンによる空気の除菌
スタッフのマスク着用の際に表情が分かりにくい、声が聞きづらいなどのご迷惑をお掛けする事があるかと思いますが皆様の安全を第一に考え安心して施術を受けて頂ける環境作りに努力して参ります。
笹塚整骨院
TEL 03-3481-5897
営業時間:月〜金 11:00〜22:00
土日祝 10:00〜19:00