田無の接骨院・はり灸院BLOG

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肉離れの判断は難しい??|吉祥寺

こんにちは!田無の接骨院・はり灸院です(^^)/

肉離れという言葉、皆様も1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

肉離れはよく聞くフレーズですが、実際に肉離れになった場合この症状は本当に肉離れの症状なのか、
それともつっただけなのか、軽い筋肉痛なのか判断することが難しいお人も多くいると思います。

そこで今回は肉離れについて詳しく紹介して趣味で運動する人や日頃からスポーツをやる人たちに
少しでも役に立つことが出来ればと思います。

【肉離れとは】
肉離れは俗称で、正式には「筋挫傷(きんざしょう)」といいます。 スポーツを行うなかで、急に無理な動作をした場合に発生する筋膜や筋繊維の損傷・断裂を表します。

筋肉が裂けたり破れたりすることを筋断裂といいますが、筋断裂のうち範囲が部分的なものを一般的に肉離れと呼びます。

部分的な損傷が肉離れですが、この重症度によって軽度であればあるほどは判断するのが難しく、

筋肉痛やこむら返りのようなつった感覚と勘違いをしてしまい、間違った処置(もみほぐし・筋肉を伸ばす)を行い症状を悪化させることがあります。

<筋肉痛>
トレーニングなどで普段使わない筋肉を使ったり、同じ動作を繰り返したりすると、筋肉を構成している線維(筋線維)に細かな傷ができます。傷んだ箇所を修復する過程で炎症反応が生じて、痛みを生み出す刺激物質が生成され、筋肉痛が出現すると考えられています。

筋肉痛を発症すると、熱感や腫れを伴う痛みが生じます。筋肉部分に力を加えたり、動かしたりすると痛みを感じるため、日常生活に支障をきたすこともあるでしょう。症状が軽い場合は、運動後から数日で症状が軽減されます。

<つる(こむら返り)>
ふくらはぎ(こむら)を中心に起こる筋肉けいれんの総称です。一般に「足がつる」といわれる現象で、激しい痛みを伴います。原因はさまざまですが、脱水症状によるミネラル不足や、筋肉疲労によることが多いとされています。

こむら返りの場合、筋肉が過剰に収縮して、筋肉全体に激痛が起こり、力を抜くことができません。

一方、肉離れは筋繊維が断裂して起こるため、痛む部位が限定され、力が入らなくなります。

【症状】
腫れや痛みを感じ、痛みのある部位を押すとさらに痛みが生じ、断裂であれば陥凹が確認できます。

受傷翌日以降には皮下出血(内出血)が出現することがあります。症状は軽いときは皮下出血は認められない場合もあります。

足首を上に曲げるような動きをするときや地面をけるように足首を下に曲げると痛みが出ることがあります。

【処置】
肉離れになってしまったら、まずRICE処置といわれる応急処置を行いましょう。

RICE処置はRest(安静)、Ice(冷却)、Compression(圧迫)、Elevation(患部を心臓より上に上げる)の頭文字からきています。

肉離れになってしまったら、無理に動かないようにしてください。

アイシングしたらテーピングなどで圧迫固定しましょう。患部は心臓よりも高い位置に上げて腫れや悪化を防いでください。

冷やしすぎや圧迫のしすぎは血流が遮断されることもあるため、力の加減には気をつけてください。

<入浴>
肉離れを起こした箇所は炎症している状態です。その状態で入浴してしまうと、血行が促進されて炎症が悪化してしまう可能性があります。

痛みや違和感がある間は、入浴を避けてシャワーだけで済ませるようにしましょう。早く治そうと患部のみを温める事も症状を悪化させてしまうので、避けましょう。

<飲酒>
お酒を飲むと血行がよくなってしまい、炎症が悪化したり内出血がひどくなってしまったりします。内出血がひどくなると、筋繊維の中に血の塊ができて重症化してしまうかもしれません。

また、肉離れは水分不足の状態で起こりやすくなるといわれています。お酒を飲むと体が脱水を起こしてしまうため、肉離れをしているときにお酒を飲むと痛みが強くなってしまう可能性もあります。

肉離れが治るまでは飲酒を控えましょう。

肉離れを起こした際、痛みを感じなくなったからといって自己判断で無理に動かないようにしてください。自己判断で運動を再開してしまうと、せっかく修復しかかっていた筋肉が再び断裂してしまい、
完治するまでさらに時間がかかってしまう可能性もあります。
治療の一環としてリハビリやストレッチを行いますが、これも自己判断を避けて整形外科や整骨院での指示を仰ぎましょう。

田無の接骨院・はり灸院      

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