セントラルウッズ整骨院BLOG

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鵞足炎(膝の内側の痛み)|中央林間

こんにちは!
小田急線・田園都市線
中央林間駅から徒歩1分!
セントラルウッズ整骨院です!

今回は膝の内側の慢性的な痛み「鵞足炎」についてご紹介します。
「鵞足」とは膝から5cmほど下がったすねの内側にあり、脛骨(けいこつ:すねの骨)に
縫工筋、薄筋、半腱様筋の3つの筋肉がくっついている場所のことを言います。

鵞足炎は膝関節で発症するオーバーユース症候群であり、「使い過ぎ」が原因です。「使い過ぎ」と言っても、トレーニング量が多く、
疲労回復が追いつかない単純な「使い過ぎ」と、身体の動かし方に癖があり、シューズの選び方、履き方が適切でない場合に、
患部とその周辺に負荷が集中し、その影響により「使い過ぎ」となる場合があります。

膝の内側、やや後ろ気味の痛み、突っ張り、腫れが主症状です。接地時につんと来るような痛みを自覚することが多いですが、
屈伸時に引っかかるような違和感も出ます。
初期は動かし始めに違和感があっても、ウォーミングアップされて温まると楽になり、繰り返しの動作でまた徐々に違和感が出てきます。
症状が進行すると、温まっても違和感が消えず、練習の後半に痛みになって練習を中断するようになり、
さらに進行すると、ウォーミングアップ後も痛みや引っ掛かりがなくならず、練習ができないという状態になります。

発生の要因はオーバーユース(使い過ぎ)ですが、特に鵞足を構成する上記の筋群の疲労が蓄積し、柔軟性が低下しているとリスクが高くなります。
同時に、鵞足を構成する腱が膝の内側の骨とこすれやすい状況(例えば膝が内側にぶれる動きや、もともと膝がX脚気味)にあると、さらにリスクが高まります。

【疲労回復が追い付かない場合】
運動することが習慣化している場合の学生や定期的に趣味で運動される方は、ストレッチを習慣化させることをお勧めします。
ストレッチを行うことは血液が滞る事や硬くならないように伸ばして柔軟性を付けることも目的ですが、ここでは日々の筋状態の変化を感じていただく為の、
手段として行うことをお勧めします。柔軟性を高める事でストレッチを行うことももちろん重要ですが、オーバーユース(使い過ぎ)に気が付く為には、ストレッチを行ってみて
どのくらい伸びるのかどのくらい身体が動くのかなど関節可動域を感じて頂くことが重要になります。
ですので、ただ筋肉を伸ばすだけではなく、練習が多くなっているときに筋肉の状態、休息が十分に取れている時の筋肉の状態を感じてみてはいかがでしょうか。

【身体の使い方が痛みを引き起こしている場合】
運動中や歩いている時、ジャンプして着地した時など人それぞれ特徴があり、皆がみんな同じ動きをしているわけではありません。
その中で人によってはこのケガになりやすい動きをしていると使い過ぎの前に傷害が起きる状態を作り上げてしまいます。
膝を内側に入るようなジャンプや着地、膝が内側に入り、足の爪先が外を向くようなランニングフォームは鵞足炎のリスクを高めます。
特に足を後ろから見た際に回内足(足首が内側に倒れている状態)がある場合は、膝にも影響しやすく膝が内に入ったり、不良な動きに繋がります。

スポーツを行っている人は余分な負荷がかからないランニングフォームなどを獲得する事で、ケガの予防だけでなく、パフォーマンスの向上も望むことができます。
ランニングフォームの基本は、前に効率よく進むことであり、横方向への動きや減速させてしまうような動きは身体への負担を大きくします。基本的なランニングフォームを習得してから、
球技などで必要な横方向への動きを考えることがケガの予防、パフォーマンスの向上につながります。

セントラルウッズ整骨院
営業時間10:00~21:00
神奈川県大和市中央林間3丁目4ー14
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