笑顔道東海大学前駅の接骨院・はり灸院BLOG

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肩の症状|秦野市

こんにちは。

東海大学前駅の接骨院・はり灸院です。

12月に入りましたね。

例年より暖かい日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

何かと忙しくなる12月ですが

忙しくなる前にお身体を整えていきましょう!

寒くなり肩こり頸こり、ひどいと寝違えになってしまうので

関連する筋肉のお話をしていきます。

僧帽筋(そうぼうきん)

起始

上部:後頭骨と項報帯

中部:第7頚椎と第1~第3椎の棘突起(きょくとっき)

下部:第4~第12胸椎の突起

停止

上部:鎖骨の外側後面 1/3

中部:肩峰内側縁と肩甲上線

下部:肩甲棘内端

機能

上部:肩甲骨の上、上方回能、内転の補助中部:肩甲骨の内転

下部:肩甲骨の下制、上方回旋、内転の補助

触診

頚から第12胸椎にかけての脊柱から肩甲に及ぶ範囲で触れることができます。

神経支配

副神経、頚椎神経(C3・4)

機能解剖、筋力強化、ストレッチング

僧帽筋は上部、中部、下部に分けられます。

上部は薄くて比較的力が弱いので、首の動きに関してはさほど重要ではなく、鎖骨の引き上げ

(肩甲骨の上)と上方回旋に関与します。中部は厚くて力も強く、肩甲骨を内転させます。

下部は肩甲骨を下制、上方回旋させます。また、上部、下部ともに肩甲骨の内転を補助します。

3つの部分の僧帽筋が一緒に働くと肩甲骨は

上方回旋と内転を同時にします。僧帽筋の重要な働きは、三角筋の働きを助けるために肩甲骨を安定させることであるともいえます。

僧帽筋が肩甲骨を継続して上方回旋させることによってのみ、手を頭の上まで上げることができるのです。

また、この筋肉は重いものを持つときに、肩甲骨が下へ引っ張られないようにする働きもします。三角筋によって上腕骨が肩の高さで真横(水平)に支持されるときに、肩甲骨は僧帽筋によって固定されます。

この筋肉は手で物を持ち上げたり、肩に物を担いで運ぶときにもよく働きます。

僧帽筋の上部を鍛えるためにはショルダー・シュラッグ(肩をすくめる動作)というエクササイズが最も効果的です。

次に中部と下部鍛えるためにはベント・オーバー・ローイングやベント・オーバー・サイド・レイズが効果的です。

僧帽筋をストレッチするには、3つの部分それぞれについて行う必要があります。

上部は、ストレッチする側と同じ側の手をテーブルの下に引っかけ肩甲骨の下制を維持している間、反対側の手で頭と首を屈曲または若干側屈させることによってストレッチされます。

中部は、上部の要領である程度ストレッチされますが、バートナーに完全外転位で引っ張ってもらい、他動的に行うことでより一層ストレッチされます。

下部は側臥位で、パートナーが肩甲骨の外側縁と下角を持ち、他動的に最大挙上や外転位に持っていくことによってストレッチできます。

肩甲挙筋(けんこうきょきん)(図2-6)

起始

第1~第4頚椎の横突起(おうとっき)

停止

肩甲骨上角と肩甲骨内側縁上部

機能

肩甲骨の挙上

触診

この筋肉は僧帽筋の下にあるので触れることはできません。

神経支配

肩甲背神経(C3・4・5)

機能解剖、筋力強化、ストレッチングショルダー・シュラッグ(肩をすくめる動作)では肩甲挙筋が僧帽筋と一緒に働きます。逆に、小胸筋によって肩甲骨が固定された場合、左右

の肩甲挙筋が同時に働けば首が伸展(頭が後ろへ傾く)し、左右どちらか一方の肩甲挙筋が働けば首は左右のいずれかに側屈します。

肩甲挙筋は、肩甲骨をリラックスさせる下制位を維持しながら、頭をストレッチする側とは反対側に約 45°回旋させ、頚椎を自分で屈曲させることによって、最もよくストレッチできます。

以上の筋肉が硬くなると肩回りの症状につながってきます。
基本的には冷やさぬようお気を付けください。
東海大学前駅の接骨院・はり灸院 院長 福島祐司
笑顔道 東海大学前駅の接骨院・はり灸院

小田急線東海大学前駅徒歩3分
住所:神奈川県秦野市南矢名1丁目-15-6 アヴァンセアールエス4号室
受付:平日・土・祝・日 9:00~20:00
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