朝起きると腰が痛いのはなぜ?|岐阜
朝、腰の痛みで目が覚めたり、起き上がるときに腰痛を感じたり、腰が固まったようになっているのに、数時間すると何もなかったように感じなくなっているという体験をしたことありませんか?
多くの場合は起床後に痛いながらも動くことで、血液が循環し始め、体温が上昇し筋肉も温まり緩み痛みが緩和され、いつの間にか感じなくなっているのです。
睡眠中は体温が下がり脈拍も緩やかで、血液の循環もゆっくりになっています。
また、睡眠中に寝返りが少なく、同じ姿勢が長く続くと、腰を中心にマットなどが沈み込み、同じ部分に負荷がかかることで、腰周りの筋肉が緊張して硬くなってしまいます。
ですから、起床後に体を動かすことで、これらが改善されて軽い腰痛であれば、数時間後には治まっているのです。
これは、日ごろから積極的にストレッチなどのケアを行っている人と、何もせずに腰にストレスを溜め込んでいる人とでは、腰痛が起こるリスクがかなり違ってきます。
普段から体が柔軟な状態を保っている人は、腰周りの血液の循環が良い状態なのに加え、寝返りがしやすいので、腰痛リスクは低くなります。
そのような状態にしていくには、ベッドから起き上がるまえに寝たままで少し体を動かしましょう。
このようにして日々ケアを行うことで、朝から起こる腰痛のリスクを下げていきましょう。