ギックリ腰 第二弾!|岐阜
こんにちは 則武の整骨院です。
11月に入り、ギックリ腰でご来院される患者様や、
ギックリ腰の症状でお悩みの方の問い合わせが、急に増えてきましたので、
前回に引き続き、今回も「ギックリ腰」のお話です。
ギックリ腰とは、急性腰痛の俗称で、欧米では“魔女の一撃”とも表現されるほど、
突然症状が現れるのが特徴で、原因は様々です。
その中でも、最も多くギックリ腰を多く引き起こすものとして、挙げられるのが椎間板の変性です。
椎間板は朝に注意!!
ギックリ腰は筋肉や靭帯、関節包、椎間板が
急激な負荷もしくは継続的な負荷を受ける事により、損傷する事から起こります。
しかし、ご来院されるギックリ腰の方は“何もしてないのに急に動けなくなった”とか
“朝、顔を洗おうと屈んだ瞬間に動けなくなった”など原因がハッキリしない方がほとんどです。
何もしてないのに、筋肉や靭帯を急に傷めるという事は考えられません。
このような場合、ほとんどの場合で考えられるのが、椎間板の変性によるギックリ腰です。
椎間板とは背骨と背骨の間にある軟骨で、普段は腰のクッションの役割を果たしています。
木の年輪の様な構造をしており、外側は繊維輪と呼ばれる12〜15層のコラーゲン繊維で覆われ、
その中には髄核と呼ばれるゼラチン状の芯が入っています。
椎間板になんらかのストレスが加わると、繊維輪に亀裂が入り、その亀裂の間を髄核が移動しようとします。
そうすると髄核は残りの繊維輪を中から外側に押し上げようとする働きがおきます。
椎間板は水分量がとても多い組織なので、人間が寝ている時、重力がかかっていない時に最も水分を含みやすく、
膨れやすくできています。
朝、身長を測ると身長がいつもより高くなるというのは、この事からです。
そうして膨れあがった椎間板がある朝、状態を起こそうとした時に、腰椎と腰椎の間で噛み込んでしまって動けなくなったり、
膨れた椎間板が神経の通り道を圧迫して急に痛みが出現します。
これが最も多いギックリ腰の原因であると当院では考えます。
矯正とEMSでぎっくり腰を予防!
それでは、そもそも何故椎間板にストレスが加わってしまったのかというのが問題です。
まず1つ目は【骨盤や股関節の柔軟性の問題】です。
実は人間が日常生活の中で身体の動きを出して行く時に、腰の骨はほとんど動いていません。
実際、動いているのは骨盤や股関節です。
骨盤や股関節の柔軟性が無くなると、本来であればさほど動かなくても良い腰を動かす事になる事が、椎間板が変性しやすい原因です。
これには「骨盤矯正」が非常に有効です。
2つ目の原因が【腹圧の低下】です。
人間は本来、呼吸をしながら一定の腹圧というものを保っています。
そうする事により、骨盤や背骨は正しいポジションにキープされています。
腹圧を上げる筋肉には、腹横筋や横隔膜といったインナーマッスルが挙げられます。
それが姿勢が悪くなったりする事で、インナーマッスルが機能しない事により、
腹圧がキープできなくなると、腰の筋肉がメインとなって背骨を支えてしまいます。
腰の筋肉が強く働きすぎてしまうと椎間板へのストレスも増えてしまいます。
腹圧をあげるには、「腹式呼吸」の練習をするのが1番ですが、
それをセルフトレーニングで行うには非常に難しく、時間がかかります。
則武の整骨院にある複合高周波EMSは、短時間、短期間で腹圧を上げる事ができます。
更に、則武の整骨院では、高周波の電気をかけながら、腹式呼吸も同時に行っていきます。
一石二鳥、いや、一石三鳥と言ってもいいほどの効果が得られる事、間違いなしです。
ギックリ腰は、一度発症すると癖になりやすいです。
それが頻繁に繰り返される事により、深刻な病気に繋がる事もありますので、一度当院にご相談下さい。